ゴールデンウイークに書いていた記事で触れた通り、2024年のゴールデンウイークに、競馬が開催されていない中山競馬場にお出かけしてきた。
もうゴールデンウイークから2ヶ月くらい経っているような気がしないでもないけれど、忘れないうちに中山競馬場に行った時のことを書き残しておこうと思う。
私が中山競馬場へ行った日は、東京競馬場(府中競馬場)でG1レースであるNHKマイルカップが開催された日だった。
気になる馬(ジャンタルマンタル)がレースに参戦することもあり、東京競馬場に行きたい!と思っていたので指定席抽選に申し込んでみたものの、残念ながら抽選に外れてしまい、もしかしたら指定席ではなく入場券だったら抽選に落ちなかったのかもしれないけれど、どう考えても大混雑しているであろう競馬場内で自分の座席が確保されていない状態に不安を感じてしまい断念。
ただ、調べてみると、レースを開催していない競馬場が「パークウインズ」として開放されているらしいということを知った。
競馬を開催していない競馬場は、場外馬券販売所として入ることが出来るようになっている。※2024年6月現在の阪神競馬場のように、競馬場工事等の理由で入れない場合もあり
そんな場外馬券販売所として開放されている競馬場の名称がパークウインズということらしい。
競馬を開催してない時の競馬場って休んでるのかな?なんて思っていたけど、入ることは出来るんだね(前述の通り例外あり)。
競馬を開催してない時の競馬場って休んでるのかな?なんて思っていたけど、入ることは出来るんだね(前述の通り例外あり)。
競馬を開催している競馬場へは入場券か指定席の予約が必要なのだが、パークウインズとして利用可能な競馬場は入場が無料だし、一部のみではあるがグレード高めの指定席がレース開催時よりはお安く利用可能になっていたりもする。
東京競馬場に行きたい!と思ってしまった以上、やっぱり現地観戦でなくても競馬の雰囲気を楽しみたいと思ったのと、レースをやってないにせよ他競馬場でG1レースが開催されているゴールデンウイークの競馬場にどれくらい人がいるのかが気になり、中山競馬場への突撃を敢行することにした…というわけ。
中山競馬場の最寄り駅はJR武蔵野線の船橋法典駅。
私は埼玉県民なので、埼玉の中心あたりから武蔵野線に乗り換えて船橋法典駅を目指す。
私は埼玉県民なので、埼玉の中心あたりから武蔵野線に乗り換えて船橋法典駅を目指す。
実は東京競馬場に向かう際も同じJR武蔵野線の府中本町駅が最寄りとなるのだけれど、府中本町駅と船橋法典駅は武蔵野線の西側・東側とかなり離れているため、同じ競馬を楽しもうとしているはずなのに、東京競馬場方面行きとは反対の方向に進んでいくのがなんとも不思議な感覚だった。
しばらく電車に乗って、船橋法典駅へ到着。
競馬開催時の競馬場は、最寄りの駅から競馬場直通の通路を通ってほぼ一本道で競馬場入口に向かうことが出来る(阪神・東京しか行ってないので、全ての競馬場ではないかもしれない)のだけど、パークウインズの時はもしかしたら直通の通路が使えないのでは?なんて心配していた。
しかし、パークウインズ時でも通路が閉鎖されることはなかったみたい。よかったよかった。
場外馬券販売がパークウインズの一番の利用目的と聞くと、馬券の販売機くらいしか動いてないのでは…と不安になるけれど、確かに休業しているお店だったり、入ることのできないエリアはところどころあるようだ。
それでも、グッズショップは開いていたし、フードコート・レストランも一部のエリアとはいえ営業していたので、思ったよりは多くのお店を利用できるかな?みたいな印象だった。
うどん、おいしかったー!
レースがないので当たり前なのだけど、馬が全くいないパドックで他競馬場のパドックの模様を眺めたり。
そして、馬が走らずに空を鳥が飛んでいるコースを視界に入れながら、場内に設置されたモニターで流れるレースの模様を眺めたり。
ここまでレースを観るために競馬場に足を運んでいたので、不思議な気持ちだけど、なんだか楽しい。
ちなみに馬場内には子供が遊べるスポットがあって、そのエリアには多くの子供がいるように見えた。
入場無料で利用できるんだったら、設備も整っているし食事スポットもある程度は揃っているから、確かにこういう時に競馬場を公園的に利用するのもいいかもしれないね。
ちなみに、パークウインズの中山競馬場は、ガラガラというほど人がいないわけではなかったのだけど、メインレースがリステッドだった競馬開催時の競馬場と比較しても明らかに人が少ない感じ。
馬券販売所のモニターでレースを観ながら馬券を買っている人がいたり、メインレースの頃には大型モニターでレースを楽しむ人もそれなりに集まっている感じだったけど、ゴールデンウイークとは思えない快適さで人混みと無縁の状況で競馬を楽しめる一日になったと思う。
最終レースが終わる頃には、観戦エリアに人がほんとにいなくなっていて、全然人がいない競馬場というのも結構楽しいかも…!と思いながら、パークウインズとなっていた中山競馬場を後にした。
競馬場って、基本的には馬によるレースの臨場感を楽しむ場所だという認識を変えたわけではないのだけど、馬がいなくて人もあまりいない競馬場に足を運ぶのも、いつもとは違う競馬場の姿が楽しめてアリだな。うん。
中山競馬場でレースが開催される時にはあらためて中山競馬場に行きたい気持ちは強くなっているけど、パークウインズのまったり感をゴールデンウイークに体感することが出来たのはとてもいい経験になった気がする。
競馬がある時も、ない時も、競馬場はやっぱり楽しいね!
それでは、また。