2024年・日本ダービーをにわか競馬好きが回顧する

2024/05/27

競馬

t f B! P L

※この画像は日本ダービーとは無関係です
 

2024年5月26日、東京競馬場で日本ダービーが開催された。

日本ダービーは3歳の馬のみ出走することのできる芝2400メートルのコースで行われるレースで、このダービーで勝つことを目標とする騎手や関係者も多数いる(らしい)、大イベントなのだ。

過去のダービーを、テレビの競馬中継で時々眺めていることはあったけれど、すごく有名な馬が出ているとか、有名なジョッキー(騎手)が騎乗しているとかでなければ、何かの馬が勝ち何かの馬が敗れていく姿をなんとなく観ているだけという状態だった。

しかし、今年の私は一味違う(大げさ)。

2024年3月に阪神競馬場に足を運んだのを機に、なんとなく競馬って楽しいなレベルから競馬好きのレベルに成長し、まだまだ知識不足を実感するものの、ここ最近毎週開催されているG1レース(ダービーもG1レースのうちの1つ)に一喜一憂するようになり、ライト寄りとはいえ競馬を楽しむ毎日を過ごす人間になっている。

何年も何十年も競馬を楽しんできた方々からしたら、競馬をがっつりチェックするようになってもうすぐ3ヶ月の私なんてにわかオブにわかなんだけど、まあ専門家ヅラするわけでもないし、楽しいと思ったことを楽しいとブログに書くことは別に許されると思うので、にわかなりに感想を書いておこうと思う。

と、いうわけで(?)2024年のダービー感想の話題へ。


ダービーの模様は、私のわかりづらい説明文よりも↑のレース動画を見て頂いた方が早いので、文章で詳しく書くのは控えておきますが。

3歳の馬のみ出走することが出来るレースで、いわゆる「3冠」の対象となるレースが「皐月賞」「日本ダービー(東京優駿)」「菊花賞」の3つなのだけど(この3つとは別に牝馬限定の「桜花賞」「オークス(優駿牝馬)」「秋華賞」もある)、今回特に注目されていたのが皐月賞で1着となり、ダービーも制覇すると2冠達成となるジャスティンミラノと、牝馬ながら皐月賞に挑戦し(6着)さらにダービーへの挑戦を決めたレガレイラだった。

個人的には皐月賞で強い走りを見せていたジャスティンミラノがとても頼もしく見えていたので、ダービーでも相当強いのではないだろうかと思っていて、注目していた。

そして、他にも気になる馬が色々いて目移りしていたのだけど、なんとなく気になる馬が。

その馬の名は、ダノンデサイル。

ダノンデサイルは、皐月賞に出走予定だったのだけれど、ゲートに入る直前に足の状態に異常が出たとのことで出走を回避することとなり、レース直前にして走ることが叶わなかった馬だった。

当時は、出走直前の馬体検査の存在を知らなかったレベルだったので、そういうこともあるんだ…とか、せっかく出走する段階まで来たのにレースで走れないのはさぞかし残念だろうな…くらいの気持ちであり、特にダノンデサイルのことが大きく印象に残っていたわけでもなく。

ただ、今回ダービーでどの馬を応援しようか考えている時に、ジャスティンミラノの次に早い段階で応援することを決めていたアーバンシックに、前走でこのダノンデサイルが勝っていたということを知って、皐月賞こそ走れていないけど、もしかしたら結構強い馬なのでは?となんとなく思ったんだよね。

さらに、アーバンシックに騎乗するのが横山武史騎手だったんだけど、ダノンデサイルに乗り続けているのが武史くんの父でもある横山典弘騎手(ノリさん)というのも心惹かれたんだよね。

もう、ほんとなんとなくでしかないんだけど、3着くらいにダノンデサイルが滑り込んだりしたら面白いかもと思ったし、ノリさんならもしかしたりすることもあるんじゃね?みたいな。

応援する馬を(優柔不断を全力で発揮しつつ)決め、いよいよレース本番へ。

当初逃げポジションになりそうと思われていた馬が出走取消になった影響で、どの馬が前に出るんだ?という状況になっていたのだけど、いざ前に出たのは岩田康誠騎手のエコロヴァルツ。
エコロヴァルツに続くように、武豊騎手のシュガークン(あのキタサンブラックの半弟)と、横山典弘騎手のダノンデサイルも前の方へ。

偶然ではあるんだろうけど、ベテランの騎手たちが前に並ぶ展開にワクワクする。

スローペースだったからか、レース中盤で後方にいたデムーロ騎手のコスモキュランダと、池添謙一騎手のサンライズアースが前の方にスーッと上がってきていて、特にサンライズアースは前方まで上がってきたので、ノーマークの馬ではあったのだけどかっこいい流れだなって思って観ていた。

そんなこんなで最終コーナーに馬群が突入してきたのだけど、ジャスティンミラノは前方にしっかりいたので、これは手応え良好だーと思いながら最後の直線へ。

前にいる馬をかわして、いよいよトップに立つかジャスティンミラノ?!と思ったけど、なんか内側の馬が速くてなかなか追いつけてない。

なんだこの内側の馬?と思ってよく見たら、ダノンデサイルがなんでか先頭で走ってるではないか(当時の心の声をそのままお送りしています)。

いやいやゆうても2着とかでしょと思っていたのだけど、ゴールが近づくにつれジャスティンミラノとの差が縮まるどころかなんか広がってる?

ダノンデサイル、上位に来たら嬉しいなと思ってたけど、1着?まじで?ノリさん!?と頭が混乱しているうちに、ダノンデサイルが最初にゴール板を通過し、見事ダノンデサイルが大方の予想を覆しダービーを制覇した。

後でレースの模様を振り返って観てみたけど、ジャスティンミラノは全然いい感じで、1着になっても全くおかしくない走りをしてるんだよな(あくまでド素人目線です)。
ただ、ダノンデサイルがずっとインの前の方にいて、さらに最後の直線でちょっとした間をすり抜けて飛び出していってて、位置取りが素晴らしすぎたように見えた。

ジャスティンミラノも戸崎圭太騎手も良かったけど、ダノンデサイルとノリさんが神がかったみたいな感じなのかな。

ただ、位置取りだけ最高でも、馬の力がなければ勝てるものでもないだろうし、ダノンデサイルは知られてなかっただけでかなり強い馬だったんだろうね。


今回のダービー制覇で、G1レースとダービー勝利の最年長記録を更新したノリさんだけど、インタビューでは自分のことで喜ぶよりも、皐月賞でダノンデサイルを自分が出走回避にした判断が正しかった…と馬の将来を大切にする発言をしていたり、調教師さんやチームに勝利を届けられたことを全面に出していて、ノリさんの人柄がよく出ているインタビューだなと思ったね(何様)。

ダノンデサイルはダービーで9番人気(単勝)だったこともあり、レース直後の場内は騒然としている雰囲気だったけれど、ちょっとしたら落ち着いてノリさんを祝福するムードに切り替わっていて、私はテレビ越しでしか観られなかったけれど、いい空気感だな~と観ていて嬉しくなった。

3歳馬のクラシックレースは次は秋頃からになるのだろうけれど、今回勝った馬もうまくいかなかった馬も、次はどのレースに出走するのかチェックしていきたいね。

そして、私もこれから競馬のことをもっと色々勉強していこう。

ちょっとした感想記事を書くつもりが、なかなかの長文記事になってしまったなw

競馬についての記事はこれからも書くかもしれないけれど、次からはもう少しコンパクトな感じにしよう(汗)

それでは、また。

Profile

自分の写真
ゲームとインターネットとお馬さんと時々お出かけするのが好きな中年(牝)です。 気まぐれにブログ書いとります。

検索

QooQ